詩篇60 / 150
第60章

第六十篇

ダビデ、ナハライムのアラムおよびゾバのアラムとたたかひをりしがヨアブかへりゆき塩谷にてエドム人一萬二千をころししとき教訓をなさんとてダビデがよみて「證詞の百合花」といふ調にあはせて伶長にうたはしめたるミクタムの歌

1 神よなんぢわれらを棄われらをちらし給へり なんぢは憤ほりたまへり ねがはくは再びわれらを歸したまへ

2 なんぢ國をふるはせてこれを裂たまへり ねがはくはその多くの隙をおぎなひたまへ そは國ゆりうごくなり

3 なんぢはその民にたへがたきことをしめし 人をよろめかする酒をわれらに飮しめ給へり

4 なんぢ眞理のために挙しめんとて汝をおそるるものに一つの旗をあたへたまへりセラ

5 ねがはくは右の手をもて救をほどこし われらに答をなして愛しみたまふものに助をえしめたまへ

6 神はその聖をもていひたまへり われ甚くよろこばん われシケムをわかちスコテの谷をはからん

7 ギレアデはわがもの マナセはわが有なり エフライムも亦わが首のまもりなり ユダはわが杖

8 モアブはわが足盥なり エドムにはわが履をなげん ベリシテよわが故によりて聲をあげよと

9 たれかわれを堅固なる邑にすすましめんや 誰かわれをみちびきてエドムにゆきたるか

10 神よなんぢはわれらを棄たまひしにあらずや 神よなんぢはわれらの軍とともにいでゆきたまはず

11 ねがはくは助をわれにあたへて敵にむかはしめたまへ 人のたすけは空しければなり

12 われらは神によりて勇しくはたらかん われらの敵をみたまふものは神なればなり

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